昨年、トロロッソで有望なF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンはシーズン途中にレッドブル・レーシングに昇格。2年目となる今年はマックス・フェルスタッペンに迫るパフォーマンスを発揮することが期待されていた。
しかし、今季のアレクサンダー・アルボンは昨シーズンのような輝きを見せることができておらず、予選ではマックス・フェルスタッペンから平均して0.5秒遅く、レースでもメルセデスとのバトルに加わることができていない。
それでも、レッドブルF1の首脳陣はアレクサンダー・アルボンを擁護してきたが、先週末のF1ポルトガルGPに先立ってレッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アルボンが来季のシート維持のための正念場を迎えていることを明らかにしている。
ミカ・ハッキネンは、マックス・フェルスタッペンの要件に合わせて調整されたRB16が、おそらくアレクサンダー・アルボンの相対的なパフォーマンス低下の主な原因だと主張する。
「レッドブル・レーシングは多くのレースで1台のチームであることに苦しんでいる。また、チームメイトから1周遅れてフィニッシュしたアレクサンダー・アルボンにとっては難しいレースでした」とミカ・ハッキネンはF1ポルトガルレース後の Unibet のコラムで語った。
「アレックスは明らかに能力のあるドライバーであるためこれは奇妙なことだ。彼の前任だったピエール・ガスリーと同じように、2台目のレッドブルを走らせることは問題のようだ」
「クリスチャン・ホーナーが、彼らがすぐに解決策を見つけることがいかに重要であるかを認識していると確信している」
「フェルスタッペン特有のマシンのセットアップが問題になっている可能性がある。レッドブルのジュニアチームに戻って以来、ピエール(ガスリー)の競争力がどれほど高まっているかは非常に注目に値する」
F1イタリアGPで衝撃的な勝利を挙げるなど今シーズン活躍を見せているピエール・ガスリーだったが、アルファタウリ・ホンダF1は2021年もガスリーが残留することを正式発表。来季のスタート時点でガスリーとアルボンが交代する可能性はなくなった。
アルファタウリ・ホンダF1の2021年のピエール・ガスリーのチームメイトには、ダニール・クビアトに代わってホンダ/レッドブルの育成ドライバーである角田裕毅の起用が今後数戦で発表されると予想されている。
カテゴリー: F1 / レッドブル / ホンダF1 / マックス・フェルスタッペン / アレクサンダー・アルボン
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