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トライアスロン・宮崎集選手が死去 鹿児島県スポーツ協会所属、25歳 フランスで自転車練習中に事故 県トライアスロン協会「大切な仲間失った」 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

宮崎集選手(鹿児島県トライアスロン協会ホームページから)

宮崎集選手(鹿児島県トライアスロン協会ホームページから)

 鹿児島県スポーツ協会所属で県の強化指導員(トライアスロン)の宮崎集(つどい)選手(25)=富山県出身、サイサンガスワン=が、フランスで自転車練習中の交通事故で亡くなった。27日、オルレアンで対向車と接触した。日本トライアスロン連合(JTU)が28日発表した。県トライアスロン協会はホームページ(HP)で「大切な仲間を失った悲しみで言葉もありません」と追悼した。

 「訃報 宮崎集選手について」と題した文によると、10月のとちぎ国体での代表選手を予定していた。JTUによる事故の経緯などを説明した文書も添付。「宮崎選手のご冥福を心よりお祈りいたします」と悼んだ。

 県トライアスロン協会HPの「県強化指導員の紹介」(4月16日付)によると、宮崎選手は中学校で水泳、高校で競歩を経験し、筑波大でトライアスロンを始めた。「『毎日泳いで漕(こ)いで走ってます!コツコツが勝つコツ!』という信念で奮闘中です」と抱負。「今度は、鹿児島県所属として活躍を期待しています。応援よろしくお願いします」と紹介されている。

 2019年のU23日本選手権で優勝。24年パリ、28年ロサンゼルス両五輪を目指していた。最新の世界ランキングは142位。24日にスペインであったワールドカップに出た。

 20年度からは、鹿児島県の強化指導員として活動。19年の茨城国体では富山県代表として準優勝しており、活躍が期待された。鹿児島県トライアスロン協会によると昨年12月、県代表の国体選手らと鹿児島市で練習、徳之島であった合宿にも参加した。

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