
海水浴などを楽しむシーズンを前に、スポーツ庁の室伏広治長官は1日、中学生たちがライフジャケットを着てプールで泳ぎ、水難事故防止について学ぶ授業を視察した。
同庁のモデル事業を実践する成城学園中(東京都世田谷区)を訪問。1年生の約30人が、日本ライフセービング協会で役員を務める教師の手ほどきで水面に浮かんで救助を求めてから、あおむけで泳ぐ練習を見守った。
男子生徒は「けっこう浮いて安心感があった」と驚いた様子。室伏長官は「冷静に対処できるように体験することが重要。全国に広め、事故を少しでも防ぎたい」と語った。
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