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上尾運動公園に「スポーツ科学拠点施設」、埼玉県がサウンディング調査 - Nikkei Business Publications

 埼玉県は、上尾市東部にある上尾運動公園(さいたま水上公園)東エリアに「スポーツ科学拠点施設」を整備するためのサウンディング調査を行う。参加申し込みは2022年8月29日まで。9月5日〜7日に対面による対話を実施する。22年度中に事業手法・基本計画をまとめ、23年度以降に事業者を選定する計画だ。

上尾運動公園の詳細図(出所:埼玉県)

上尾運動公園の詳細図(出所:埼玉県)

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 「スポーツ科学拠点施設」は「パラを含む多様な競技の競技力向上」「人材育成」「県民のスポーツ実施率の向上、健康づくり」を目的に、データの集積・分析、トレーニング、アスリートの発掘・育成、県内施設との連携、スポーツ科学の普及、誰もがスポーツを楽しめる機会の提供を行うもの。国のハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)との連携を視野に入れている。

 埼玉県は、この施設をPFI方式(BOT、BTO、BOOなど)やPark-PFI方式、それらの併用などで整備し、民間事業者が独立採算で運営することをを想定している。ただし、アスリートの競技力向上のために必要な最低限の測定機器を設置するスペースについては、県が事業者に対して賃料を支払う。また、県の事業で体育館やトレーニング室などを使用する場合は、その時間に応じた施設使用料も支払うこととする方針だ。また、施設設置に必要な敷地については事業者から使用料の徴収を想定している(使用料:935 円/㎡・月。スポーツ科学拠点の機能を有した施設については例外あり)。今回のサウンディング調査では、事業方式、事業手法、想定される事業者の収入、事業期間、整備する施設の内容や運営業務などについて、民間事業者の意見を求める。

 事業対象地は上尾運動公園のうち国道17号線以東の約24万m2。隣接する埼玉県スポーツ総合センター(敷地約1.5万m2、施設面積約9000m2)を併せた提案も可能だ。公園施設として設置できる建物の建築面積は、休養施設・運動施設・教養施設が9642m2、便益施設が4277m2、運動施設の敷地面積は10万7424m2。スポーツ総合センターの土地・建物は売却・貸し付けどちらも可能で、建物を除却する場合は県が費用を負担する。

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