四年に一度の祭典、サッカーワールドカップ(W杯)の決勝トーナメントが始まった。インターネットや有料放送が台頭し、応援の環境は変わりつつある。いずれはW杯や五輪が、テレビの地上波放送から消えるかもしれない。スポーツ界とメディアが抱える課題を検証する。(住彩子)
今大会、地上波で中継される試合は全体の三分の二程度にとどまる。日本ではこれまで、W杯や五輪など世界規模の大会はNHKと日本民間放送連盟がジャパンコンソーシアム(JC)を組み、主催者と放映権の交渉をしてきた。だが、今回は高額過ぎる放映権料を前に加盟数局が降り、地上波での放送が危ぶまれた。
一方、インターネットテレビ「ABEMA」が全試合を放送することが話題に。元日本代表の本田圭佑さんの解説が分かりやすいと評判で、試合を見逃しても後から再生できるなど手厚さも目を引く。支払った放映権料は非公表だが「史上最大級の投資」をしたという。...
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