大村市が日体大と連携 生涯スポーツの推進など - 読売新聞オンライン

　大村市と日本体育大は２８日、生涯スポーツや部活動の地域移行の推進などを目的とした連携協定を結んだ。

　締結式には、日体大側は松浪健四郎理事長や石井隆憲学長など、大村市側は園田裕史市長らが出席。松浪理事長と園田市長が協定書に署名した。

　連携する内容として、▽部活動の地域移行を含む課外活動▽教職員の交流や指導員の派遣▽行事、イベント▽施設利用――などが盛り込まれている。

　園田市長は「スポーツを核としたまちづくりを進める中、日体大との連携はたいへん心強い」とあいさつ。松浪理事長は「市長の考えに共鳴した。最大の協力をさせていただきたい」と話した。

　また、松浪理事長は、同大が多くの五輪選手、メダリストを輩出していることを踏まえ、「本学の人材は豊富。大村市の要請に応えられるように指導者を派遣したい」と述べた。

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　松浪理事長は同日、協定締結の記念講演を行い、がんを患った経験に触れ、健康寿命を増進させる大切さについて語った。同大が健康増進に関する研究に力を入れていることを紹介し、「地域の皆さんと、健康を維持するための取り組みを進めていく」などと話した。

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