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「国スポ」時代に見合う在り方に スポーツジャーナリスト 増田明美 スポーツ一刀両断 - 産経ニュース

「燃ゆる感動かごしま国体」の総合閉会式で、国民スポーツ大会旗を振る次回開催地の佐賀県の山口祥義知事=2023年10月、白波スタジアム

5月に神戸で開催された世界パラ陸上競技選手権(私は組織委員会の会長を務めた)の準備のため、ここ数年は神戸市に行く機会が多かった。まだ高校生だった頃に、5000メートルで日本記録を作った思い出の王子陸上競技場にも足を運んでみた。車で向かうと、道路沿いに「国体道路」の標識がある。市役所の方が「昭和31年の兵庫国体の時に王子陸上競技場が作られ、マラソンコースになった道路が国体道路と名付けられたんですよ」と教えてくれた。

そういえば昨年、博多の中洲に出かけたときもタクシーの運転手さんから「国体道路でいいですか」と道順を確認された。毎年、山陽女子ロードレースでうかがう岡山市では、岡山駅前のホテルから国体筋を通って競技場へ。なんと競技場の近くには「国体町」という住所まであって驚いた。

全国各地に「国体」と名のつくスポーツ施設や、道路、橋、公園、広場がある。これらは全て国民体育大会(現国民スポーツ大会)を記念して整備されたものなのだ。

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