DeNAは16日、スペンサー・パットン投手(32)、ホセ・ロペス内野手(36)と来季の契約を結ばないと発表した。

パットンは17年から4年間在籍。主に勝ちパターンのセットアッパーとして219試合に登板し、12勝を挙げ9敗、7セーブだった。

ロペスは、来日8年目の今季、日米通算2000安打に到達。助っ人としては史上初の日米各1000安打も達成した。今シーズンで国内フリーエージェント(FA)権を取得していた。両選手とも現役続行を希望している。

この日、取材に応じた三原球団代表は「2人ともチームに非常に大きな貢献をしてくれた選手でもある。フィールドだけじゃなく球団に貢献してくれた。大きな決断になったが、来季の戦力の構想から外れてしまったということです」と苦渋の決断だったと強調した。また、「パットンについてはファイティングスピリッツ、ブルペンを一体化するために尽力してくれた。ロペスについても相談相手であり、ムードメーカーであり、大きく貢献してくれた。非常に感謝しています」と話した。

ソト、ピープルズとの交渉状況については「交渉の内容については控えさせていただきます」とし、来季の新外国人についても「現状はさまざま動いているが、まだ決まっていないので発表は控えさせていただきます」と話すにとどめた。