夕刊に長年掲載している「スポーツ人語録」というコーナーがある。月1回、前月に活躍した選手、監督らの印象に残る言葉をピックアップし、載せている。
語録を読んで感じるのはスポーツ関係者の言葉の奥深さ。スポーツが人生そのものの縮図に思えるからだろうか。仙台市出身の羽生結弦さん、野村克也さん、オシムさんらスポーツ関係者には名言が多い気がする。
個人的に引かれるのは、サッカー元日本代表で、日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良選手(55)の言葉。「語録」とは別記事だが、先日の夕刊にこんな言葉が載った。
「人生というものは成功の数よりもはい上がる数の方が大事」。チームが一昨年の八百長疑惑に絡んで来季のJリーグ昇格が消滅した際、目標を失った仲間を励ますため、LINE(ライン)で送ったという。
かつては日本のトップリーグでスーパースターの名をほしいままにした三浦さん。その後、数々の挫折を経験し、乗り越えてきたからこそ、言葉に説得力がある。その一言一言が今も現役のスーパースターであることを実感させる。
(スポーツ部次長 跡部裕史)
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