対戦型のゲームを競技として行うeスポーツで健康長寿を促進しようというイベントが埼玉県鶴ヶ島市で行われました。
鶴ヶ島市では高齢者の健康維持にeスポーツの活用を続けていて、30日は市役所のロビーで地域住民などが参加した体験会が開かれ、eスポーツ関係者や認知症の専門家も招かれました。
この中で、日本eスポーツ連合の新倉敬二郎さんが「eスポーツはコロナ禍でも世代を超えた交流ができる有用なツールである」とあいさつしました。
また、認知症が専門の日本薬科大学の大上哲也教授は「eスポーツは認知症を防ぐ頭の体操です」と話していました。
このあと参加者は会場に用意されたテレビゲームを体験し、音楽に合わせて太鼓を叩くゲームでは、会場は拍手などで盛り上がっていました。
参加した60代の女性は「もっと上手になって、孫と対戦してみたいです。がんばります」と話していました。
鶴ヶ島市役所健康長寿課の池田貴弘主査は「今後もeスポーツを通じて鶴ヶ島市の健康作りに貢献していきたいです」と話していました。
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