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病みつきになるほどの快感! レクサスの高性能セダン「IS500」の走りをリポートする。 - webCG

「IS F」ではないのがミソ

2022年7月21日に発表されたレクサスIS500“Fスポーツ パフォーマンス”の国内導入が、同年8月25日、正式にスタートした。まずは500台限定の特別仕様車“Fスポーツ パフォーマンス ファーストエディション”の商談抽選申し込みが始まったところである。

いわゆるDセグメント級FRスポーツセダンのISに大排気量の5リッターV型8気筒自然吸気ユニットを積み込んだこのクルマ、多くの人が思うのは、きっと「なんで『IS F』じゃないの?」ということだろう。実際、そのエンジンは改良こそ著しいものの、IS Fに使われていた、そして現在も「RC F」が搭載している2UR-GSE型そのものである。一体なぜ、このクルマはIS FではなくIS500を名乗るのか。そして“Fスポーツ パフォーマンス”とは何なのか。

理由のひとつは、Fを名乗るとクルマがどうしてもサーキット向けという雰囲気になってしまうこと。そうではなく、あくまでISシリーズの上級版として、ゆとりを持って走ることができて、濃ゆいドライビングプレジャーを味わうことができるクルマにしたいという思いが開発側にはあったようだ。

さらに言えば、かつてIS Fがライバル視していた「メルセデスAMG C63」や「BMW M3」といったクルマは、今や過給エンジンを得てオーバー500PSの世界に突入している。数値的にこれらにはかなわないクルマにIS Fの名を使うと、期待ハズレと思わせてしまうのではという危惧は、当然あったに違いない。Fの名前は、いつの日かそれにふさわしいクルマが出る日まで温存しておく。それが故のIS500という車名であり、またFではなく“Fスポーツ パフォーマンス”なのだという推察は、おそらくそう外れてはいないだろう。

現行型「レクサスIS」のトップモデル「IS500“Fスポーツ パフォーマンス”」。盛り上がったボンネットの下に、シリーズ最大排気量となるV8エンジンを搭載する。
現行型「レクサスIS」のトップモデル「IS500“Fスポーツ パフォーマンス”」。盛り上がったボンネットの下に、シリーズ最大排気量となるV8エンジンを搭載する。拡大
フロントのスピンドルグリルは、“Fスポーツ”と共通の、ブラック塗装を施したメッシュタイプとなる。
フロントのスピンドルグリルは、“Fスポーツ”と共通の、ブラック塗装を施したメッシュタイプとなる。拡大
パワーユニット単体でみればかつての「IS F」と同等に思える新型だが、「IS500」という異なる車名が与えられている。
パワーユニット単体でみればかつての「IS F」と同等に思える新型だが、「IS500」という異なる車名が与えられている。拡大
リアエンドのバンパーロアガーニッシュと4連エキゾーストマフラーも、「IS500“Fスポーツ パフォーマンス”」の高性能を予感させる。
リアエンドのバンパーロアガーニッシュと4連エキゾーストマフラーも、「IS500“Fスポーツ パフォーマンス”」の高性能を予感させる。拡大

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