続きを書きますよ（栗東） - スポーツ報知

　こんにちは、山本です。本日２本目の更新を始めていきましょうか。まぁ、２本目といっても、昨日にできなかったワタクシが悪いんですけどね。

　さて、最近は急激に暑くなってきました。今週の栗東取材。朝は少しひんやりしているかなと感じたので、ジャンパーの下にもシャツを着込んだのですが、これが大失敗でした。もう１時間も経たないうちにサウナスーツとなり、ジャンパーの下は汗びっしょりの状態。これじゃ、逆に風邪ひくやろと自分に突っ込みたくなるような状態でした。

　けど、これが栗東だけではなく、自宅に帰ってからも同じ。とにかく、暑くて、昨夜は帰宅後についついエアコンのスイッチをオン。ちょっと前まで「こたつがどうの…」とか書いていたのに、信じられないほどの方針転換です。外に出ると、今までは涼しさを帯びた風だったと思うのですが、今は熱さの乗った風が吹きつける。そもそも、何度も書いてますが、汗が嫌いな汗っかきなんですよ。ホントにタチが悪い。ということで、体調管理に気をつけないといけないと肝に銘じております。いい年ですからね。

　ということで、久々にどーでもいい前振りを書いたところで、そろそろ本題へ。今日はナマっぽい感じでオークスを回顧しましょうか。

　とはいえ、誰が見てもねぇ。【リバティアイランド（牝、父ドゥラメンテ）】が強かった。う～ん、それしかないでしょう。重箱の隅をつつくように距離がどうやら、馬場がどうやらと書きましたが、大変失礼しました。

　２着の【ハーパー（牝、父ハーツクライ）】は道中から手綱を押しながらの追走で、どうなることかと思いましたが、何とか２着を確保。スタミナが豊富なことは分かりましたけど、相手が悪かったに尽きますね。３着の【ドゥーラ（牝、父ドゥラメンテ）】はコンビ復活の斎藤Ｊと手が合うということじゃないですかね。昨年末の阪神ＪＦも内容は悪くなかったし、今後もコンビ継続を願いたい。４着の【ラヴェル（牝、父キタサンブラック）】は坂井Ｊの積極的な騎乗で見せ場十分。というか、この馬は走るんですよ、本当に。成長の余地が大きそうですから、これからでしょう。

　さて、３歳牝馬から逃げるように２歳馬情報です。まずは阪神開幕週の芝１４００メートルを団野Ｊで予定している【アトロルーベンス（牝、父リアルスティール、母キングスローズ）】について。兄にサトノアーサーを持つ良血馬は時計を出し始め、順調に時計を出しています。「ゲート試験後に体は大きくなりましたね。今週の動きもまずまずだったと思います。ハミの取り方に癖があるので、そのあたりは矯正してきたいです」と高野調教師。２週後の初陣へ向け、徐々にピッチを上げていきます。

　その高野厩舎には【アッファシナンテ（牝、父キズナ、母アディクティド）】も栗東に入ってきています。お兄さんには同じ高野厩舎だったクルーガーなどがいます。「まずまずで悪くないと思いますよ。この血統の中で質のいい感じがします」とまだ調教のピッチを上げてはいませんが、好感触を抱いている様子は伝わってきました。

　松下厩舎では阪神３週目の芝マイルにアドマイヤモナークの甥になる【スノーライトニング（牡、父レイデオロ、母ライトファンタジア）】が、翌週の芝１８００メートルには【ショウナンハウル（牡、父レイデオロ、母リンフォルツァンド）】が出走予定です。やはり、注目はセレクト１・８億円ホースであるショウナンでしょう。ゲート試験合格後は放牧中ですが、「牧場の併せ馬でも、いい動きをしている見たいですよ。こちらでも行きっぷりがよかったですからね」と松下調教師。鞍上は池添Ｊを予定しているとのことです。

　さて、松下厩舎といえば、春先に評価が高かった【チェレスタ（牡、父ハービンジャー、母カリンバ）】がゲート試験に合格しています。この馬、相変わらず評価が高いですね。「幅があって、ゴツゴツしたような感じのない、いい馬ですよ。気性もおとなしいです」と松下調教師。ハービンジャーと聞くと、多少重めなのかなと昔は思っていましたが、今はナミュールみたいなタイプも出てきていますし、こちらも取材の感触は◎な存在です。

　ということで、今日はここまで。また、次回です。ではでは

■馬トクPOGプリント2023発売中！
　ＰＯＧ情報「馬トクＰＯＧプリント」を全国の主要コンビニのマルチコピー機で発売中です。社台グループの牧場で育成された２歳馬たちのスタッフコメント、血統を含めたプロフィルなどの情報がぎっしり詰め込まれています。ヤマタケ記者（山本武志記者）の厩舎レポートつきです。▶購入方法はこちら。

Adblock test (Why?)

from "スポーツ" - Google ニュース https://ift.tt/H4TtZ30
via IFTTT

Bagikan Berita Ini