
巨人が育成強化部を新設し、ファームを大改革することが24日、分かった。新ジャイアンツ寮での〈1〉人間教育など育成部門〈2〉選手をデータ分析するアナライジング(分析)部門〈3〉コンディショニングや栄養などフィジカル部門の3セクションに分ける。最先端のスポーツ医科学を取り入れ、効率的に浅野翔吾外野手(19)ら若手を育てる。
最新のテクノロジーを取り入れた新ジャイアンツ寮の完成とともに、ファームの組織を新設する。球団創設90周年となる24年から育成強化部を設置することを決定。阿部監督も「素晴らしい寮ができるので活用してほしい」と期待を寄せており、スポーツ医科学を駆使した選手育成を進めていくことになる。
同部は育成、データアナライジング、フィジカルの3セクションから成り立つ。育成部門は、新寮で生活する寮生の管理や人間教育を担当。最大45人が寮生活していた今季は、旧寮では入りきらず、近くのアパートを第2寮としていた。50選手以上が入れる新寮はG球場に併設されており、野球に打ち込める環境が整う。社会人としての人間教育にもより力を入れる。
データアナライジング部門には、アナリストやスコアラーが所属。寮のトレーニング棟「G―BASE」にある最先端ラボをフル活用し、選手の動作解析を行う。スイングスピードや軌道、投球フォームなどを迅速にフィードバックし、育成に生かす。
フィジカル部門は、コンディショニングを担当するトレーニングコーチや栄養士らが所属。データ班と連動し、選手のコンディションなどを全て数値化。1、2軍の選手入れ替え時などの参考にするほか、各選手の状況に応じたメニューを組むことでフィジカル強化を加速させる。
これまでもデータの活用やコンディショニングの管理などには力を入れてきたが、同じ部に集約することでより連携して効率的に取り組むことが可能になる。スポーツ医科学を活用したきめ細かい指導で、19歳の浅野やドラフト1位右腕の西舘らホープの成長を手助けできる。11月22日に新寮を見学した西舘は「今までと違うすごい施設でした。これからこういう環境でできるのは本当にうれしい」と目を輝かせていた。新しい寮とともに生まれ変わるファームから、近未来のG戦士を育てていく。
〇…「G―BASE」では1、2階両方にトレーニングルームが設置された。1階にはスクワットなどで使用するパワーラック、2階には有酸素運動マシンを配置。1階にはリハビリなどを目的とした流水プールも備わった。隣接の新寮は地上5階、地下1階。選手個室は全56部屋。素振りやシャドーピッチングができるスペースも各階にある。
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