Search

きょう「第68回金盃」東京中日スポーツ賞開催:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

得意の長距離で巻き返しを図るセイカメテオポリス

得意の長距離で巻き返しを図るセイカメテオポリス

 「第68回金盃」(東京中日スポーツ賞・SⅡ・大井・ダート2600メートル)がきょう24日、11Rに15頭が出走し争われる。セイカメテオポリスが中心だ。無尽蔵のスタミナを武器に昨年は重賞3連勝と本格化。近3走はいずれも6着だが交流重賞でメンバーが強かった。南関東馬同士の一戦に戻れば地力の違いをみせられる。トライアル2着のミヤギザオウ、ダートグレードV実績が光るヴェルテックスも争覇圏内だ。なお、1、2馬にダイオライト記念(JpnⅡ・3月6日・船橋・ダート2400メートル)の優先出走権が与えられる。

<大井11Rの狙い> 2000メートル以上の重賞4勝。持久力豊富で長距離戦が専門のセイカメテオポリスに◎。遠征後とはなるものの、そう間隔を空けずに使えるのは調子がいい証拠。今回は南関東馬同士で大幅に力関係が緩和し、さらに手の内に入れる吉原寛とのコンビ復活も好材料。末脚全開で勝ちをつかみたい。

 22年の羽田盃馬ミヤギザオウはTR戦のように前でスムーズに展開できるのが理想的。強い相手に地力アップを図ってきた効果がそろそろ見られてもいいか。

 川崎記念3着と実績最上位のヴェルテックスを単穴で一考。休養明けで気配優先も自慢のパワーと機動力には要注意だ。全身バネで瞬発力が自慢のコスモポポラリタ、エイシンピストンはともに軽量52キロをフルに生かし切れると面白い。

 ◇

 地元の長距離重賞なら負けられない。セイカメテオポリスが地力の違いをみせつける。前走の名古屋グランプリ。中団後方から運び、2周目の向正面過ぎから追い上げようとしたが前との差はなかなか詰まらず6着に敗れた。これで3走連続同じ着順だがいずれもダートグレードでのもの。悲観することはないだろう。実績的にも当然巻き返しが期待される。

 このレースは2022年が2着、23年は3着。ともに着差はわずか0秒1差だった。今年こそは金盃制覇を成し遂げたいところ。昨年9月東京記念制覇以来、吉原寛に手綱が戻る点は陣営にとってもプラスでしかない。昨年は本馬で重賞3連勝を飾り重賞22勝をマーク。これほどまでに頼もしい鞍上は全国にもそうはいない。

 渡辺和師は「追い切りは併せ馬でやって状態はいい。軽い砂の方がいいのであとは砂だけですね。吉原騎手が戻ってきたし、ここでやれないはずはない。今年こそなんとかしたいし、勝ちたいです」と、この一番にかける気持ちが伝わってきた。セイカメテオポリスが自慢のスタミナを武器に、惜敗を喫した近2年のリベンジを果たしてみせる。 (南関東取材班)

関連キーワード

Adblock test (Why?)



from "スポーツ" - Google ニュース https://ift.tt/IH1XrBo
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "きょう「第68回金盃」東京中日スポーツ賞開催:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.