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スポーツ通じて脱酸素学ぶ、児童ら300人参加し野球・サッカーやエコバック作り体験…TOKYO UNITE - au Webポータル

 スポーツを通して脱炭素の取り組みを学ぶイベント「くらしの脱炭素×スポーツチャレンジ」が1月21日、東京都内で行われた。小学4~6年の児童と保護者ら約300人が参加し、野球やサッカー、ホッケー、バスケットボールを体験しながら、二酸化炭素(CO2)の排出を抑える生活習慣を楽しく教わった。

 東京を拠点とする14のスポーツチーム・団体が連携する「TOKYO UNITE」の社会貢献活動の一環で、読売ジャイアンツ東京ヤクルトスワローズ、FC東京、東京ヴェルディ、アルバルク東京サンロッカーズ渋谷の6チームの選手、スタッフらが指導役として参加した。会場の中央区立城東小学校は2023年3月に全面開業した東京駅前の複合施設・東京ミッドタウン八重洲内にあり、中央区の協力で校庭と体育館をイベントに使用した。

 校庭で行われたのは、野球、サッカー、ホッケーの体験。野球は、ジャイアンツの山崎伊織、赤星優志の両投手と、ヤクルトの宮本丈、丸山和郁の両選手が、やわらかいボールとバットを使って、子どもたちのバッティング体験をサポート。サッカーでは、元男子日本代表でFC東京クラブナビゲーターの羽生直剛さんと、元女子日本代表の岩渕真奈さんが、子どもたちのシュートを見守った。ホッケーは、東京五輪女子日本代表の瀬川真帆さんら東京ヴェルディホッケーチームの選手が子どもたちに手本を見せながら、パスやドリブルを指導した。

 また、校庭の一角では、ジャイアンツのスタッフが、捨てられるものに手を加えて新たな価値を持つ商品に生まれ変わらせる「アップサイクル」の実例として、折れたバットを再利用して作った靴べらを子どもたちに見せながら、試合時間の短縮や容器のリサイクルなど、プロ野球の脱炭素の取り組みを説明した。

 体育館では、バスケットボール体験とエコバッグ作りが行われた。バスケットボールでは、子どもたちがドリブルでターンしながら「冷蔵庫の中身は詰め込みすぎない」などの5種類のメッセージを見て覚えることに挑戦。エコバッグ作りでは、保護者とともに持ち寄った古着のTシャツをはさみで切ったり、結んだりして、オリジナルのエコバッグを仕上げた。ジャイアンツやヤクルトの選手も体育館に移動して参加し、子どもたちと交流を深めた。

 参加者は5グループに分かれ、すべてのメニューを体験した。小さくなったTシャツでエコバッグを作った豊島区の小学5年、小川慈仁君は「楽しかったので、帰ったら弟の分も作りたい」と話し、目黒区の小学5年、若林絆君は「いろんなスポーツを体験できて楽しかった。プロ野球選手は大きくて、やさしかった」と喜んでいた。

 イベントの最後には、各チームを代表して羽生さんがあいさつし、「自分は背が低くて『サッカー選手になれるわけない』と言われて子ども時代を過ごしてきたけど、一生懸命努力してプロ選手になることができた。みんなそれぞれ、やりたいことがあると思うけど、可能性は無限に広がっているので、ぜひ目標を持って、夢を持って頑張ってください」と呼びかけた。

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