スポーツライブ配信に挑戦自分たちでもやれる佐賀コンピュータ専門学校1年鈴山奈津美さん、石田輝来良さん | 暮らし・文化 ... - 佐賀新聞

佐賀コンピュータ専門学校１年　石田輝来良さん

　今年の秋に佐賀県で開催される国民スポーツ大会（国スポ）・全国障害者スポーツ大会（全障スポ）「ＳＡＧＡ２０２４」では、競技のライブ配信が計画されている。２３年度の「リハーサル大会」でライブ配信を体験したボランティアに、中継事業に携わる思いを聞いた。

　佐賀市の佐賀コンピュータ専門学校で、鈴山奈津美さん＝写真左＝はデザインを、石田輝来良さん＝同右＝は情報システムを学んでいる。学校の紹介で体験会を知り、応募した。２人とも映像制作や配信技術に対して特別に知識を持っているわけではなかったが「新しいことを学べれば」とライブ配信に挑戦した。

　ソフトボールの中継では、スコアボードや進塁の更新のほか、三つあるカメラのスイッチングなどを担当した。試合展開が早く、更新を急ぐなど「ひやひやすることもあった」が、配信の設備や手順などが大まかにつかめたことで「練習を積めば、自分たちでもやれそうな気がする」と手ごたえを感じた。

　中継したソフトボールの大会は、女子の日本一を決める大規模な大会。機器の操作に慣れるにつれ、試合観戦を楽しむ余裕も生まれた。今年の佐賀国スポ・全障スポでは、日本トップの選手たちが集い、ハイレベルの戦いを間近に見ることができる。日ごろからトヨタ紡織レッドトルネード佐賀を応援しているという鈴山さんは「佐賀国スポでは、やっぱりハンドボールを中継してみたい」。高校までバドミントンに取り組んでいたという石田さんは「トップレベルの選手たちの動きがすごいし、どの競技も楽しみ」と、今年の挑戦も楽しみにしている様子だった。

　佐賀県では、ライブ配信体験会の参加者を募集している。詳しい内容や申し込みは下記リンク先から

　▶ライブ配信体験会への申し込みはこちら

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