スキー 国民スポーツ大会アルペン大回転コース 雪不足で短縮｜NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp

今月、開催されるスキーの「国民スポーツ大会」で、アルペンの大回転が行われる会場が雪不足のため、コースの距離がおよそ半分に短縮されることになりました。

スキーの国民スポーツ大会は、今月２１日に山形市で開始式が行われ、２２日から２４日まで最上町でアルペンの大回転が行われます。

しかし、会場となっている最上町の赤倉温泉スキー場では暖冬の影響で雪が不足し、全長１キロ余りのコースをおよそ半分の４８０メートル余りに短縮して競技が行われることになりました。

大会の組織委員会の事務局を務める県教育委員会によりますと、雪不足の対策として１４日までにおよそ１万トンの雪が会場に運搬されたということですが、本来のコースで競技を行うにはスタート地点の雪の高さが足りず、今後も気温が高い日が続くと予想されることから、コースを短縮する判断をしたということです。

過去に県内で開かれたスキーの冬季大会では、平成１６年と２６年に強風や霧などの悪天候でコースが短縮されましたが、雪が少ないことによる短縮は今回が初めてだということです。

県教育委員会は「コースを短縮せずに実施したかったが、積雪の状況などからやむをえない判断となった。引き続き、選手に努力の成果を発揮してもらえる環境を整備していきたい」と話していました。

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