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【小林至教授のスポーツ経営学講義】佐々木麟太郎が進む米国大学野球部の特殊な仕組み NCAAの規定、登録可能な ... - ZAKZAK

進学先のユニホームに袖を通した佐々木麟太郎(スタンフォード大提供、共同)

高校通算140本塁打の花巻東(岩手)・佐々木麟太郎が選んだ、米国の大学運動部とはどのようなものなのか。その独特の仕組みをいくつか紹介してみたい。

まず、佐々木のスタンフォード大もそうだが、主要な大学はNCAA(全米大学スポーツ協会)に加盟しており、NCAAが定めた規約のもとで運営することになっている。その原則は公平公正、学業充実、安全安心の3つで、法の支配が徹底している米国らしく500を超える規約で細かく定められている。

佐々木が享受するアスリート奨学金プログラムもそのひとつだ。学費、寮費、教材費などが免除されるが、資金力のある大学が選手を囲い込むことがないよう、NCAAが各競技の興行力(つまり売上)と競技参加人数などに応じて、各チームで奨学金対象になる人数の上限を定めている。

野球をはじめ他の運動部の資金源である、アメリカンフットボールは85人だ。大学アメフトは年商1兆円を超え、4大プロスポーツに匹敵する巨大産業である。続くのは女子漕艇の20人。こちらは赤字興行だが、競技種目が多種多様であることと、男女教育機会均等法(タイトル9)の精神に基づき、これだけの数になっている。それに、男女アイスホッケーがそれぞれ18人で続く。

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