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アーバンスポーツ予選、佳境へ 新たな試みのOQS―パリ五輪:時事ドットコム - 時事通信ニュース

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世界スケートボードの表彰式でメダルを手にする優勝の白井空良(中央)、2位の根附海龍(左)、3位の堀米雄斗=2023年12月17日、東京・有明コロシアム

世界スケートボードの表彰式でメダルを手にする優勝の白井空良(中央)、2位の根附海龍(左)、3位の堀米雄斗=2023年12月17日、東京・有明コロシアム

 パリ五輪で注目のアーバンスポーツは予選が最終段階に入る。国際オリンピック委員会(IOC)が主催する初の五輪予選シリーズ(OQS)は第1戦が5月16~19日に上海、第2戦は6月20~23日にブダペストで開催される。パリの新競技ブレイキン(ブレイクダンス)と、スケートボード、自転車BMXフリースタイル・パーク、スポーツクライミングを実施。いずれも第2戦終了後に代表選手が出そろう。

怖さと紙一重の大技 白井の「ソラグラインド」―スケートボード・アーバンスポーツ五輪予選

 OQSは2021年にIOCが策定した五輪改革の新たな指針「アジェンダ2020+5」に基づく試み。かねてIOCには複数競技の五輪予選を同時開催する計画があり、重視するアーバンスポーツで実現した。

 スケートボードは日本勢の代表争いが最も激しい。世界屈指のトリック(技)を持つスケーターがひしめき、ストリートは昨年12月の世界選手権で表彰台の大半を占めた。男女のストリート、パークで、それぞれ各国・地域最大3枠。日本からはパーク男子を除いて最大の6人が出場する。

 これまでの予選大会で得た持ち点と、2大会の順位に応じた通算ポイントの合計でランキングが確定するが、OQSはポイント配分が突出して大きい。3番手以内につける選手は、まず上海で着実に表彰台を狙いたい。

 ブレイキンは男女とも各国・地域最大2枠。大陸別選手権覇者などは既に獲得済みで、OQSでは男女とも残りの7枠を争う。日本の男子は全日本選手権王者の菱川一心(ダンサー名ISSIN)と新鋭の大能寛飛(HIRO10)が1枠を懸けて火花を散らす。女子は福島あゆみ(AYUMI)と湯浅亜実(AMI)の2強が力を示したい。

 自転車BMXフリースタイル・パークは男子で22年世界選手権覇者の中村輪夢(ウイングアーク1st)が実力通りの演技をできるか。スポーツクライミング複合の日本は女子に1枠が残っており、東京五輪銀メダルの野中生萌らが出場。日本勢が出場権を得ていないスピードは男子の大政涼(松山大)、安川潤(早大)らが切符を目指す。

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