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スポーツボランティア文化醸成 近ツーと東京マラソン財団が協定締結 | - 観光経済新聞

伊藤理事長(左)と髙川社長

 近畿日本ツーリストコーポレートビジネス(KCB)と東京マラソン財団は7月20日、スポーツボランティア活動の促進・育成に関する協定を締結した。それぞれの資源や実績などを生かし、スポーツボランティア活動を促進。社会的課題の解決に取り組み、サステナブルな未来を創るスポーツボランティア文化の醸成を目指す。

 連携では、スポーツボランティア活動の促進・育成に関する取り組みとして、スポーツボランティアの講習・研修・育成や活動機会の提供のほか、スポーツボランティアに関する周知・啓発活動を行う。

 両者は、協働プロジェクトとして8月19、27、28日、9月23日の計4日に、東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ・VOLUNTAINERスキルアップ講習「心のバリアフリー」を開催する。

 同日には締結式を開催。東京マラソン財団の伊藤静夫理事長は「スポーツを通じたボランティアは、自ら行うスポーツだけでなく、支える側の立場としてスポーツ界を象徴する活動となる。協定を軸に互いの思いを具現化したい」と今後の展開に期待した。KCBの高川雄二社長は「東京2020大会でスポーツボランティアという動き、文化が認知され、活発化してきた。本取り組みは、健康、福祉、働きがい、住みよいまちづくりなど、SDGsにつながる取り組みでもある」と取り組みの重要性を訴えた。


伊藤理事長(左)と髙川社長

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