
対戦型ゲームの腕前を競う「eスポーツ」を巡るビジネスが拡大している。顧客開拓や地域おこしにつなげようと、専用施設を開いたり、選手を支援したりする動きが相次いでいる。地元・愛知で開催されるアジア競技大会も追い風にしたい考えだ。(杉本要)
今月3日、名古屋市の「ポートメッセなごや」で開かれたeスポーツ大会。キーボードやマウスでキャラクターを巧みに操る選手に700人以上のファンの視線が注がれる。勝利を告げる実況に、どよめきや歓声が上がった。ネットでのライブ配信には最大で約3500人が同時に接続し、対戦を盛り上げた。
大会はKDDI系の通信会社・中部テレコミュニケーション(名古屋市)が主催した。名古屋・栄の「パルコ」に2019年11月、eスポーツ専用施設を開設し、大会の運営や選手の育成、企業へのeスポーツの利用提案に取り組んでいる。
当初は首都圏から進行や音響、照明などの人材を招いていたが、約2年かけて運営スタッフを育成。今は年間150回以上のeスポーツイベントを自前で開催する。多くの通信を伴うeスポーツは有望市場で、横井和英執行役員は「市場拡大を
日本eスポーツ連合(東京)によると、18年に48億円だった国内市場規模は25年に179億円に成長する見込みだ。同連合傘下で、eスポーツの普及活動などを行う愛知eスポーツ連合の片桐正大代表理事は「立ち上がったばかりで、今なら市場形成に参加するチャンスがある。単なるゲームと捉えず、多くの波及効果を持つ新産業として捉えてほしい」と訴える。
東海企業も、様々なアプローチでeスポーツに参入している。
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