【バスケＷ杯】逆転の立役者・比江島慎に仲間も大絶賛渡辺「あれが本来の比江島」富樫「毎試合やれよ！（笑い）」 - スポーツ報知

◆バスケットボール男子　▽Ｗ杯　順位決定リーグＯ組　日本８６―７７ベネズエラ（３１日・沖縄アリーナ）

　１次リーグ（Ｌ）３戦の結果を持ち越して行われる１７～３２位の順位決定リーグＯ組で、世界ランキング３６位の日本は、同１７位のベネズエラに８６―７７で勝利。通算２勝２敗で、アジア１位に与えられる２４年パリ五輪切符獲得に王手をかけた。

　第４Ｑ残り約８分で最大１５点差あったものの、そこから最年長・比江島慎（宇都宮）が“神がかりプレー”を連発した。約３分間のうちに３本の３点シュートと決め、２点差まで詰めると、残り１分５５秒には逆転のゴールを沈めた。同Ｑだけで１７得点の活躍。大逆転勝利の立役者となった。

　試合後、渡辺雄太（サンズ）は、比江島の活躍について「みなさんは『まこ（比江島）そんな出来るんだ』と思ってるかもしれないですけど、あれが本来の比江島慎だとずっと信じていたんで。やっと本来の比江島慎がここへ来て出た感じです。正直、僕は彼のＢリーグのスタッツ全然納得してないんですけど（笑い）。ほんとに彼がああいう自信を持ってプレーしたときって、ほんとに世界でも止めれる人少ないと思うんで。いつもやってくれ、まこ（笑い）！」と愛を込めて称賛した。

　また、吉井裕鷹（Ａ東京）は「世界の比江島でしょ！本当に勝負強いなと」。大会公式Ｘ（旧ツイッター）にアップされた動画で富樫勇樹（千葉Ｊ）は「今日普通、何も特別じゃない」と声を上げ、３歳年上の先輩に「毎試合やれよ！（笑い）」と愛あるツッコミで、比江島の胸元をたたきながら、たたえた。

　日本は９月２日のＷ杯最終戦・カボベルデ戦に勝利すると、他国の結果に関わらず無条件で２４年パリ五輪出場権獲得となる。

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