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スポーツクライミングの安楽宙斗、リードでもW杯年間総合王者に確定 - スポーツ報知

◆スポーツクライミングW杯 リード第5戦(9日、スロベニア・コペル)

 男子決勝で、16歳の安楽宙斗(千葉・八千代高)がただ1人完登して優勝した。今季W杯初参戦で、リードは2勝目。最終第6戦を残してボルダーに続く年間総合優勝を確定させた。

 来年のパリ五輪切符が懸かっていた8月の世界選手権(スイス・ベルン)複合種目は4位で、同大会での出場権獲得は逃した。それでも「モチベーションを下げずに、特にリードを練習していきたい。大会はこれからも続くので、1戦1戦こなしていくスタンスは変えない。トレーニングもがむしゃらに頑張りたいと思います」と力強く話していた。

 ◆安楽 宙斗(あんらく・そらと)2006年11月14日、千葉・八千代市生まれ。16歳。小学2年時に父と近所のクライミングジム「グリーンアローボルダリングパーク八千代店」に行ったことがきっかけで競技を始める。21、22年リード種目で世界ユース選手権を連覇し、22年コンバインドジャパンカップ、23年ボルダー&リードジャパンカップ優勝。家族は両親と弟。167センチ、55キロ。

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