Search

スポーツ観戦すると幸福感高まる効果、人気の競技ほど脳の神経回路が活発化…早稲田大チーム確認 - 読売新聞オンライン

 スポーツ観戦が脳内の神経回路を刺激し、幸福感や活力などを高める効果があると、早稲田大学の研究チームが発表した。論文が国際学術誌に掲載された。

 同大の佐藤晋太郎准教授(スポーツ科学)らの研究チームが磁気共鳴画像装置(MRI)を使い、14人の学生被験者を対象に、スポーツを観戦した際の脳活動や、観戦頻度と脳構造の関係性について調べた。

 その結果、人気の高い競技を観戦している時は、人気の劣るスポーツの観戦時よりも、幸福感や快楽をもたらす「報酬系」と呼ばれる神経回路が活発化した。また、スポーツを頻繁に見る人ほど、同様の作用につながる構造変化が脳内に起きていることを確認した。

 これまでもスポーツ観戦は、ウェルビーイング(心身が健康で幸福な状態)を高めると指摘されていたが、質問形式など主観的な指標での調査に偏っていた。今回の研究では、観戦を繰り返すことで脳内に変化が起きるメカニズムが、科学的アプローチによって示された。

 佐藤准教授は「報酬系の構造変化は、一時的にウェルビーイングが促進されるだけでなく、長期的にも影響することを裏付けた。今後、心身の健康問題などの解決に生かす根拠になる」と話している。

Adblock test (Why?)



from "スポーツ" - Google ニュース https://ift.tt/flwR2dO
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "スポーツ観戦すると幸福感高まる効果、人気の競技ほど脳の神経回路が活発化…早稲田大チーム確認 - 読売新聞オンライン"

Post a Comment

Powered by Blogger.