スポーツクライミング女子複合は東京五輪銀メダルの野中生萌が準決勝3位で8人による決勝に進出し、2大会連続の五輪出場を確実とした。伊藤ふたば(デンソー岩手)は10位で出場権を獲得できなかった。

スケートボードのストリート準決勝で女子は15歳の赤間凜音が4位となって8人で争う決勝に進み、初代表が確定。織田夢海(サンリオ)は2位、伊藤美優は3位、吉沢恋(ACT SB STORE)は5位、中山楓奈(ムラサキスポーツ)は7位で通過したが、東京五輪女王の西矢椛(サンリオ)は15位で落選して五輪の切符を逃した。男子は14歳の小野寺吟雲が2位で決勝に進み、初の代表入りを決めた。

ブレイキンは女子の福島あゆみ(ダンサー名・AYUMI)湯浅亜実(AMI)ら、男子の大能寛飛(HIRO10)らが予選を突破した。

スポーツクライミングのスピードで男子の安川潤(早大)は決勝トーナメント1回戦で敗退。日本は同種目で男女とも五輪出場権を逃した。

◆野中生萌の話 ボルダーで完登につなげられなかった課題もあるが、内容は悪くなかった。決勝でも集中して目の前の課題を登って、勝つ気で臨みたい。

(共同)