時事通信 運動部配信
【パリ時事】スポーツクライミングの女子複合で東京五輪銀メダルの野中生萌が、23日までブダペストで行われたパリ五輪予選シリーズの最終戦で2位に入り、2大会連続の出場を決めた。
東京大会の3種目からパリ五輪ではボルダーとリードの2種目に変更された複合で、野中は昨年の世界選手権が7位、優勝すれば五輪出場権を得られたはずのアジア予選が2位。チャンスを逃して今回の最終予選に懸けていた。決勝に進んだ時点で日本勢に残されていた1枚の切符獲得が確実に。「苦しい戦いだった。安堵(あんど)で涙した」と振り返った。
出場権を得るのに時間は要したが、それもプラスに働きそうだ。結果的には本番1カ月前に真剣勝負を経験できた。「この状況を勝ち抜いたことは、間違いなく次につながる。成長も感じる」と確かな手応えがあった。
競技初実施だった東京大会までは「がむしゃらに前を見てやってきた」。しかし、五輪を経験してメダリストとなり、今回は重圧との戦いもあったという。大きな壁を乗り越えてたどり着いた大舞台。「ずっと頭にあったモヤモヤはなくなった。ひたすらいろんなことをして、準備していきたい」。野中はパリでの決戦へと視線を向けた。
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