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【仙ペン】どこまで好きなんだよ - スポーツ報知

◆JERA セ・リーグ 巨人4―0広島(11日・東京ドーム)

 体重超過のやらかしが絶えないボクシング界。相手に失礼だしハレの世界戦が台なしだ。困ったもんですね。ここは一つ、ピッチング減量法をお勧めしたい。

 何しろ「ひどいときは登板前後で2キロ落ちる」と言うんだから。我らが山崎伊です。これはキツい。2キロも減ってしまったらヘタすりゃ別人だよ。

 夏場のコンディショニングの基本は体重の維持。伊織さんも苦戦しているようだけど、巨人担当のM記者が例によって細かすぎるエピソードを紹介していた。

 「菅野さんに『デキストリン(サプリメント)を飲料に入れて試合中に飲みながら投げたら、体重維持していけるのでは』と助言をもらった」。さすがは東海大のイケてるパイセン。アドバイスが最先端だ。後輩が「好きなピザは休養日だけ。普段は野菜食べてタンパク質取って、水飲んでしかしてない」とストイックになるのも当然だ。

 待てよ、あの師弟コンビは真逆じゃないか。お代わり連打の無間メシ。太れないのは食いっぷりが足りねえんだよ。サプリ? そんなもんに頼るのか。お前さん、男だろ…という中田翔&秋広です。

 そんなわけで、山崎伊はキャリアハイ(あくまでも今のところ)の6勝目。中田翔と秋広もアベック弾で援護してくれた。アプローチは違っても、夏場対策は結果オーライです。

 もっと行けそうな伊織さんだったけど、ここは焦らず力をためよう。球宴ブレイク後はDeNA、阪神とカードが続く。後半戦最初の勝負所になるはずだ。そんな大舞台で初完封…なんて夢は広がります。

 一方のドンブリ兄弟。この2人の縁ってホントに不思議だ。秋広のプロ初本塁打の時は中田翔がサヨナラの祝砲。今度は師匠の「200人斬り」に弟子が花を添えた。

 いや、それより驚いたのは秋広の「初犠打のち本塁打」です。昨年5月13日の中日戦。中田はプロ15年目にして初の送りバントを決め、その後の打席で豪快な一発をたたき込んでいる。

 秋広も全く同じパターンじゃないか。同じ釜の一升メシを食ってメモリアルはアーチを贈りあって、節目のプレーまでそっくりなんて。もう、どこまでお互いのことが好きなんだよ。

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