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越智貴雄のパラスポーツ進化論:「とっつきにくさ」を変えた人 陸上・山本篤さんが求めた「美しさ」 - 毎日新聞

2016年、山本篤さんから「地上から浮いている頂点が最もかっこいい」という意見から生まれた6メートル超えの連続写真=越智貴雄さん撮影
2016年、山本篤さんから「地上から浮いている頂点が最もかっこいい」という意見から生まれた6メートル超えの連続写真=越智貴雄さん撮影

 「迫力がすごい」「もっと良い写真が撮りたかった。悔しい」。15日に行われた、東京都主催のパラアスリート撮影ワークショップの参加者から聞こえてきた声だ。

 1月にも開催したイベントには、今回約90人が参加。カヌーで8月開幕のパリ・パラリンピックに出場する瀬立モニカ選手(26)ら4選手がモデルとなり、競技シーンを披露してくれた。舞台にかぶりついて鈴なりに撮影する参加者たちからは歓声も上がる。さながらアイドルのファンミーティングのようだった。

 パリ・パラリンピックが近づいて選手への関心が高くなっていることも背景にあるだろう。しかし、パラアスリートの「かっこいい」が当たり前に認識されるようになってきたから、イベントの熱気が生まれたのではないかと感じる。

 2000年シドニー・パラリンピック取材を機に、私はパラスポーツの撮影を始めた。振り返ってみると、当時からしばらくはパラスポーツに「障害」という言葉が必要以上につきまとい、とっつきにくさを作っていた気がする。

 そんなイメージを一気に変えた選手がいる。陸上男子走り幅跳びの国内第一人者で、5月に現役引退を表明した山本篤さん(42)だ。

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