阪神が25日、4年目右腕の浜地真澄投手(22)が24日夜に新型コロナウイルス感染を調べる検査で陽性判定を受けたことを発表した。あわせて、25日ウエスタン・リーグ中日阪神戦(ナゴヤ)の中止も発表された。
球団によると24日起床時の検温では36・7度。鼻づまり、軽度の頭痛・倦怠(けんたい)感の申告があり、西宮市内の病院を受診。倦怠感が継続すれば翌日PCR検査を受けるように医師から指示があった。ただ、21日ごろから軽度の頭痛を感じていたという申告もあり、急きょ24日夕方に西宮市内の病院で検査を受けることに。午後8時ごろに検査の結果が判明した。現在は西宮市内の選手寮の自室で隔離され、保健所からの指示を待っているという。
浜地は直近は2軍調整しており、22日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)に中継ぎとして登板していた。ただ、今月20日まで1軍に同行するなど、直前まで1軍で10日間の出場選手登録期間がある(9月11日に出場選手登録され、21日に抹消)。
チームは1軍はすでに監督、コーチ、選手、チームスタッフ全員がPCR検査を実施し、結果は25日昼ごろに判明予定。この日のヤクルト戦(神宮)の開催可否はPCR検査の結果を踏まえ、各所と相談の上に決定される。
2軍は25日のウエスタン・リーグ中日戦(ナゴヤ)が中止に。現在名古屋遠征している2軍の監督、コーチ、選手、チームスタッフは24日夜にPCR検査を実施し、全員が陰性と判定された。現在は濃厚接触者の特定を待っており、宿舎で自室待機となっている。また、西宮市内の鳴尾浜で残留調整している選手らは本日25日にPCR検査を実施し、自宅待機している。
阪神では3月下旬に藤浪、伊藤隼、長坂の3選手の感染が判明し、チームは当時、一時活動停止となっていた。
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