ドジャース大谷翔平投手(29)が、妻と寄り添っている写真をインスタグラムで公開した。その数時間後、今季のMLB開幕戦を戦うパドレス戦の舞台となる韓国にはその女性と一緒に到着ゲートに現れ、駆けつけたファンから大きな声援を浴びた。イメージ戦略専門家で、神戸情報大学院大学客員准教授の乳原(うはら)佳代さんが今回の大谷の行動を分析した。

乳原氏は「すばらしいです。誰ですか? この奥さまと思われる女性のデビュー戦を考えたのは」と驚嘆した。

球団の公式Xでは2ショット写真について「大谷の妻」と紹介している。乳原氏は「この写真が世界中に公開されたことで最も喜んだのはナイキ社の方々かもしれない」と話し「ナイキはドジャースのスポンサーで大谷さんとは個別に契約はしていませんが、今回の遠征ではすべての選手とその家族は、韓国への移動用に同じスポーツウエアで統一されていたように感じます」と語った。

今後、大谷と人生をともに歩む妻の存在が公開されたことで「大谷さんと契約を結ぶスポンサーは奥さまとデコピンを含んだ家族のスタイルを考えていくのではないか。今ごろ会議をしてますね」と話した。

さらに「ナイキ社のスポーツウエア着用だったので、なかなか個性は出せなかったと思いますが、韓国仁川国際空港ではちゃんと夫婦としての個性は出ていました」と話し「インナーで大谷さんは白、女性は黒、ヘッドホンは白と黒を逆にするなど、単なるペアルックではなかった」と話し女性の行動も「写真と違って、仁川空港では髪の毛をまとめて活動的なポニーテールにしたり、大谷さんの3歩ほど後方から同じスピードで歩くあたりは息がぴったり」と語った。

MLBでは選手の妻やパートナーはボランティア活動などに力を注ぐと言われているが「大谷さんがドジャースで打者デビューする前に、奥さまの顔を公開することで、スムーズに『大谷の妻』のデビューができた」と語り「この結婚発表から写真の公開。誰にもすっぱ抜かれずさりげないのはすばらしい」と話した。

女性の身長は180センチ前後と思われるが「この女性の髪形やファッション、スキンケアにいたるまで注目されそうです」と予見した。