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【阪神】岡田彰布監督がスポーツ報知にキター!18年ぶり“アレ”へ巨人を警戒 - スポーツ報知

 阪神・岡田彰布監督(65)が6日、新年のあいさつのため、百北幸司球団社長(62)ら球団幹部と大阪市北区の報知新聞大阪本社を訪れた。宮川元宏大阪本社代表らと懇談し、ライバル・巨人の話題もたっぷり。前回指揮の最終年となった2008年にセ・リーグ史上最大となる13ゲーム差からの逆転優勝を譲ったが、当時の「教訓」を明かしながら、18年ぶりの“アレ”への思いを語った。

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 岡田監督は、報知新聞社の激励と質問に気さくに応じた。チームへの期待やライバルの戦力。本音満載のトークは、もちろんスポーツ報知が求める巨人に及んだ。自然と発展した“因縁”の08年。「そんなん忘れた」と笑いながら、脳裏に焼き付く思い出を語り始めた。

 「最後、10・8でなあ。教訓もあるから」

 同年は巨人が首位と最大13差から優勝。「メークレジェンド」と呼ばれた逆転Vを許したのが、岡田阪神だ。10月8日に東京Dで直接対決に敗れ、141試合目で初の首位陥落。だが、指揮官の「教訓」は5日前だ。「その前のヤクルトが失敗。6回80球くらい(83球)で安藤を代えて、中4日で(巨人戦に)いかせるためにな。あれが一番の教訓やな」と、同3日の神宮を振り返った。

 “天王山”にエース安藤をぶつけるため、6回無失点で交代。先を見た結果、5―0から逆転負けを喫した。さらに右腕は8日も4回2失点で降板。「投手ってそういうの(温存)いらんのやな。投げたら、6回80球も7回100球も一緒。やっぱり、その試合を勝ちにいかなあかんということ」と反省した。

 戒めを胸に、同年以来の指揮。雪辱の相手よりも、ヤクルトやDeNAを気にする発言が目立つが、巨人もノーマークではない。オフの補強を踏まえ「戦力的にはそこまで」とズバリ言いつつ「でも、巨人は強いとか弱いじゃなく、いつでもある程度強い。Aクラスに来ると思う。優勝争いに絡んでくると思いますよ」と予測。原監督も「一番ちゃんとした野球をする」と警戒した。

 岡田監督は巨人に強い。08年は負け越したが、5年間で3度勝ち越し、通算66勝52敗2分け。「強いね、うん。東京ドーム好きやから。打たれるけど、こっちも打てそう。甲子園は、とにかくピッチャー頑張れ」と不敵に笑った。最近は2年連続で阪神に軍配が上がり、今季で3年連続となれば、03~05年以来となる。巨人目線の宮川代表に「手強い監督が就任しました」と声をかけられ、「巨人ともいろんな戦いができると思いますよ」と真剣な表情。「伝統の一戦」を大いに盛り上げてくれそうだ。(安藤 理)

 ◆阪神の08年シーズン 開幕5連勝で波に乗り、球宴前の7月22日にマジック「46」が初点灯。その後は失速して消滅と点灯を繰り返すと、9月21日に敵地で巨人に敗戦。同率首位で並ばれた。10月8日に最後の直接対決で敗れ、逆にマジック「2」をともされた。同10日に巨人がリーグ連覇。13ゲーム差(7月9日時点)はセの過去最大差の逆転劇で、11・5差を逆転した96年「メークドラマ」を再現する「メークレジェンド」と呼ばれた。

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