エンゼルスからFAとなり去就が注目される大谷翔平投手(29)について、マリナーズが消極的だとMLB公式サイトのダニエル・クラマー記者が17日(日本時間18日)、伝えた。

マリナーズは大谷争奪戦に加わる球団の1つとして米メディアで名前が挙がっていた。だが同記者は「球界関係者は、オオタニ獲得はマリナーズにとって、今オフの狙いとして現実的なものではないと話している」と伝えた。「1年前は、オオタニをアグレッシブに獲得に動くと見込まれていたが、球団は方針を転換したことが明らかになった」とし、大谷獲得に消極的な理由として「契約に巨額の資金が必要だが、1人の選手にかけるより他の補強をすることが優先事項であること」や「たぶんオオタニはマリナーズよりも興味のある球団が他にある」などが考えられるとしている。「マリナーズの方針転換が、大谷と代理人のネズ・バレロ氏側の対応をみて導き出した答えであるかどうかは、はっきりしない」とも伝えている。